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2002年05月28日

チンピラ

アンダルシアに憧れて、俺はこの世界に入った。
どうやらボスは俺を嫌っているらしい。次に殺されるのは多分俺だ。
一緒にこの組に入ったたけしは上手くやっている。ボスに媚を売り、今では組の幹部の一員だ。
俺は未だににチンピラに過ぎない。
一体、世の中どうなってる。

山下組の秋元を殺せとボスに言われた。つまり、秋元を殺して臭い飯を食って来いとそういうことだ。
足を洗うなら今だが、簡単に足を洗えるとも思えない。殺すならボスを殺そう。

話は変わるがミニモニの新曲はすこぶる良い。志村ケンとのコラボレーションだが
すごくうまく行っていると思う。世の中フィーチャリングだなんだうるさいが一番しっくりきたプロジェクトだ。
アイーンが素晴らしい効果音として使われている。つんくには敬意を払いたい。

話を戻す。俺はたけしに相談することにした。
いくら、今はボスの犬となっているたけしとはいえ、俺とは生まれた時からの親友だ。
昔の思い出をあいつも忘れてはいまい。
俺は、一緒にボスを殺ろう。とたけしに言った。無茶な相談だ。
ボスに媚びをうっているたけしにそんな相談をすることは一がばちかの賭けだった。
たけしに裏切られれば俺はすぐにでもボスに殺されてしまうだろう。
しかし、たけしは俺を裏切らなかった。
約束の日、たけしは完全装備で俺の前に現れた。そして
「さあ、ボスをやるか。今日からこの組は俺達のものだ。」
そう言った。俺はうれしかった。

話は変わるが、北斗の拳の続編が最近、ヤングジャンプで連載されている。
これには飛びつかざるを得ない。なぜなら俺は北斗の拳を見ながら育ったからだ。
小さい時から、月曜日には学校から帰ると、ジャンプが家にあって、俺は電影少女か、北斗の拳を最初に読んだ。
そんな思い出が頭をかすめる。なつかしいなぁ。
俺と同じ世代の人は絶対読んだ方がいい。後半の北斗の拳に疑問を持っていた人にはぜひ勧める。
すばらしい出来だ。やっぱり原哲也と武論尊のコンビは無敵だと思う。敬意を払う。

話を戻すが、俺は約束の日、たけしと、組の事務所の前に立った。
俺はたけしを見た。たけしは俺を見た。そして二人でうなずくと、
うおおおおと雄叫びを上げて組に押し入った。
そこには俺達の襲撃を予測していたボスと、手下どもがいた。
一斉にマシンガンが打ち鳴らされ、俺達はあっという間に蜂の巣にされた。
血を流して俺達は床に倒れた。
たけしは即死だったようだ。
俺はたけしの顔を見ながらやすらかな気持ちで目を閉じた。

ところで話は変わるがウィーザーだとかそういう中途半端なロックバンドが俺は嫌いだ。
どうせならもっとガツンとやって欲しいものだ。あれを聞いて少しセンチメンタルな気分になっている人には賛成できない。
聞くならニルヴァーナ。聞くならソニックユースだ。

話を戻す。こうして俺達は死んだ。短い人生だった。はかない人生だった。
でも、最後にたけしが俺を裏切らなかった事が本当に嬉しかった。
友はいい。いつまでたっても友が必要だ。

投稿者 hospital : 2002年05月28日 13:49