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2002年06月28日

ダーウィン君

 人間とは進化を繰り返すもので、例えばイルカや鯨などの哺乳類は元々は陸に住んでいた動物であるというのは有名な事実だが、皆さんご存知のとおりそのあたりはダーウィンによって著された「進化論」に詳らかである。


 さて、私に関してだが、周りの知人友人の者は私のことを「ダーウィン君」というあだ名で呼ぶ。というのも進化と呼ばれる現象は通常何千年何万年という気の遠くなるような時間を経て起こる現象であるが、私の場合一週間だとか一年という微妙な時間でそれが起こってしまうのだ。つまり私の環境に適応する能力があまりに卓越しているため、進化という形で私の身体はその期間中に環境に合わせて変形してしまう。例えば私は女性に非常にもてないため、もてなくても差し支えの無いように勃起をしなくなったし、前髪が目に入って邪魔だったため今ではつるっぱげだ。一本だって生えてない。うれしい。進化だ。

 こうなってくると「~したい」「~だったら便利だなあ」という私の思考は非常に重要となってくる、その意志が身体に形となって反映してしまうからだ。このあいだ私はタンスのかどに足の小指をしたたかに打ちつけた。みなさんの中にも同様の経験をしたことがある方も多いかと思う。その時私は「痛い!痛い痛い!小指なんて、小指なんて!!」と、思ってしまったため、今では足の小指がない。タンスにぶつけないように小指が無くなってしまったのだ。ものすごく後悔したものだが、ダーウィン君の定めである、甘んじて受けよう。

 「空を飛びたい」などととっぴなことを考えるのはよそうと思う。体が変化して鳩みたいになってしまってはことだからだ。こんな体質に生んだ両親を恨まないわけでもない。しかしこれからもこの体質を背負って生きていかねばならぬのだ。ダーウィン君の進化は続く。それではまた。

クルックーッ。バサバサバサバサッ。

投稿者 hospital : 2002年06月28日 14:45