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2002年07月28日

ファイティング斉藤

「こら!斎藤!お前は一体なんなんだ!」
「なんなんだ!って斎藤ですよ!」
「認めん。」

鬼瓦教師は超熱血そして理不尽な教師だ。教育委員会も頭を抱えるこの最低教師は斎藤を目の敵にしている。

「斎藤。今から校庭に行ってこい。」
「行って何をすればいいんですか?」
「帰ってこなければいいんだ。」
「そりゃないですよ!先生。」
「あるから言ってるんだ。願わくば死んでくれ。」

鬼瓦は本気だった。鬼瓦は斎藤に少年時代の自分の姿をかぶらせていた・・・だとかそういうセンチメンタルなのを抜きにして嫌いだった。
ある日のことだ。あれは雨の日だった・・・・だとか思い返してる暇もないほど嫌がらせをしていた。毎日だ。思い出している暇はない。

「先生。僕もう我慢できません。」
「そうか斎藤。それなら自殺を勧める。」

斎藤は鬼瓦を訴えることにした。しかし、鬼瓦はひるまなかった。

「斎藤。夜道に気をつけろよ。」

鬼瓦は徹底的に冷血非道人間だったので、斎藤の帰り道に地雷を200個も埋めた。
斎藤はその1個目をふんずけ右足を失い、2個目で左足を失った。足を失い、はいつくばったその手で3個目を触ってしまい、斎藤は死んだ。

無事、成仏できなかった斎藤は鬼瓦を呪ってやろうと考え、鬼瓦にとり憑いた。
しかし、霊になろうがなんだろうが鬼瓦は斎藤のことが嫌いだったので、恐がりもしなかった。
呪った意味がないと斎藤は鬼瓦から離れようとしたが、鬼瓦は逃がさなかった。
鬼瓦は死ぬまで斎藤の霊を虐め続け、死んで霊になってからも斎藤を虐め続けた。
かわいそうな斎藤は「死のう」と思ったが、既に死んでいることに気付き、途方に暮れた。

がんばれ斎藤。負けるな斎藤。

投稿者 hospital : 2002年07月28日 14:54