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2002年09月29日

最後のディスクレビュー5

最近なぜかタモリ倶楽部が好き。年とったのかしら?ってケンジに聞いたら
「さぁ。」
って言われた。もう少し気の利いたこと言ってくれてもいいのに。
今ごろになって夏バテ。何食べてもロクにのどを通らない。
最近ちょっとやさしくなったケンジが昨日
「これ飲んで早く治せ。」
って水色のカプセルくれた。嬉しかった。おとといはピンクだった。
最初にケンジがくれた黄色いカプセル飲んだのは先週。
あたしの調子が悪くなり始めたのも先週。
まぁいいわ。どっちでもいいわ。それも人生。
ごめん。愚痴をこぼすつもりはないの。
そろそろディスクレビューに入るわね。

まず最初はベックの新作『シー・チェンジ』
ケンジが苦手なのはギアチェンジ。
初めてのドライブの時、ギアニュートラルのまま
赤信号で10分間も半クラ発進しようとしてたケンジ。
おかげで大渋滞を起こしちゃったケンジ。
後ろに並んでたダンプのアンちゃんに絡まれた時、あたしをかばってくれたケンジ。
でも、それはずいぶん昔の話。あの頃はよかったなぁ。
そんなセンチメンタルな気持ちすら寄せ付けないのがこのベックの新作。
すっごく暗いベック。ベックも悩みあったんだ。なんてあたしそんなこと思った。
あたし馬鹿だな。

お次はタヒチ80の新作「ウォールペーパーフォーザソウル」。
前作のあまりに高いポップクオリティにあたしもメロメロだった。
今回は前作よりももう少し大人な感じ。
去年、久しぶりにケンジとドライブした時に、タヒチかけてケンジに
「ドラゴンアッシュに変えろ。」
と言われて素直に従ったあたしもかなり大人だったと思う。
馬鹿だな。あたし。ほんと馬鹿だな。

お次はポールウェラーの新作「イルミネーション」。
名作『スタンリーロード』以来、幸福なポジションを手に入れたポールウェラー。
今回もきっとそんな感じね。彼の美学に酔いしれようと
カラム-チョ食べながら聴きはじめたあたしの耳に飛び込んできたのはこんな歌詞だった。

なぜなら俺たちは これまで夢にも見なかった所へ行くのだから
あらゆる転機を走り抜けて
しかしそれでも 俺たちの心臓は脈を打つ
強く より強く 一層強く

この歌詞を聞いた瞬間、右手につまんでたカラムーチョを袋の中に戻した。
でも次の瞬間またボリボリ食べ出した。
たいした歌詞じゃないわ。
たぶんあたし馬鹿なのよ。


気づいた人もいるかもしれないけど
今回は『隣の芝生も青くなかった』という所に注目してみました。
幸せだと思ってた人も、やっぱり色んなことを抱えていて、ふとした拍子にそれが出てきちゃう。
ケンジだって風俗行って帰ってきた時、少し暗い顔してる。
「好きだから行くんでしょ?」
って聞いた時も
「まぁな。」
って行ったっきりだった。ケンジなりに感じるところがあったみたい。
その日、ケンジは初めてあたしにこう言ったの。
「なんかおとなしいCD貸してくれよ。」
って。あたしすっごくびっくりして混乱してたのね。竹内まりあを渡しちゃった。
次の日の朝、真っ二つに割れたCDがケンジの枕もとに転がってた。
まぁいいわ。それも人生。

そんなあたしの最後のディスクレビュー。
浜田省吾の『マネー』。
特に理由はないわ。やけ食いしながら聞いてみて。
余計つらくなるわ。

そんな感じかな。
それじゃあまたね。

投稿者 hospital : 2002年09月29日 09:48