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2003年06月19日

月とライオン

例えばの話というか、うその話をしよう。

ビルの上にペニスがそそり立っていたとする。例えばの話だ。
ビルはもともとそそり立つものである。
その上にペニスがそそり立つということはすなわち、ダブルでそそり立っているということになる。したとしよう。

例えばの話だ。

例えば、このビルとペニスの話を男と女の関係について説明するために持ち出したとしよう。

例えばだ。

実際のところは、なんとなく書き始めただけだ。
ビルの上にペニスをそそり立たせたくなっただけだが、今それはたいした問題ではない。

例えばの話。ビルが女でペニスが男だとする。
その時、「ビルの上にそそり立つペニス」は「女の手のひらの上で転がされる男」を暗示しているかというとそれは違う。
それでは単純すぎる。例えばの話はある程度難解でなくてはいけない。
筋を通す必要はない。どこかしら意味が通っている程度でいい。
10のうち、3通っていれば十分である。

そう考えると、ビルの上にそそり立つペニスとは男と女の何を暗示しているのだろうか。
結論から言おう。
男と女の「過去」を暗示しているのだ。
もちろんこれに根拠はない。
ただ、物事を難解にしたい時は「時間軸」を持ち出そうじゃないか。
この誘い口調にも意味はない。

ビルの高さが「過去の重さ」に比例するとすると、ペニスの長さも「過去の重さ」に比例する。
ここまでは自然な成り行きだ。
しかし、ビルは動かない。伸び縮みしない。しかし。ペニスはする。

つまり、ペニスの比例係数は変化するのだ。

ここに「ビルの過去」と「ペニスの過去」という2つの過去が存在することになる。

動かない「ビルの過去」に対し、「ペニスの過去」は、ある程度、変化する。
ある程度というのは、男がペニスの伸び縮みに関して、絶対的な支配権を持っていないという現実をあらわしている。
ペニスの支配権はいつだって女が握っている。

すなわち

女は過去を操り、男は過去に従う。そういうことだ。


たくさんのビルに囲まれている低いビル。
周りのどんなビルよりも高くそびえたつビル。
細長い今にも折れそうなビル。

ペニスはどうか。太いか細いか。何本か。色は!

あなたが思い浮かべたビルとペニス。それはどちらもあなたの過去である。
しかしそこに男と女が合わさった時、そこには逃れられない上下関係が生まれるのである。


ということにしたとする。もちろん例えばだ。

たぶん、この話で納得する人はいないだろう。
僕自身、最低な出来だと自負している。

投稿者 hospital : 2003年06月19日 09:51