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2003年09月22日

ロード

「ブスでやがる」

とすれ違い様、女性に言ってみたくなる時がある。

とする。


実際にそんなことはない。あくまで仮定である。

「アタシね。突然窓から飛び降りたくなるの」とつぶやいたブスを窓から突き落としたくなる時がある。


とする。

これも同じく仮定だ。


顔って不思議だ。


以前私の友人M氏が顔についての研究をしていた。(M病棟参照)

彼は頻繁に「顔って不思議だ」と言っていたが、今になってそのことがよくわかる。


美人が美しいのは美人だからで、ブスがモテないのはブスだからだ。

内面が問題な訳がない。
いや、かろうじて内面で奇跡的にモテるブス(ここでは『奇跡ブス』と呼ぶ)もいるが
もちろんそれは奇跡であって常識ではないのだ。

しかし、世間的にはブスをブスと言うと非難を浴びる傾向があり、

バランスをとる為にここで断言したい。


女性は内面だ。


しかしだ。そんなはずがないじゃないか。

顔は立派な個性であり、それは言葉が綺麗だとか物腰が美しいだとか、そういうものと同列に

顔が綺麗なのである。

だから運悪くブスな人はある一線で諦めるより他にないのだ。


ああ。あたしブスじゃん。


である。


である。と断言してみたが、なんて後ろ向きな断言のし方だろうか。

まあいい。ブスは後ろを向いているくらいでちょうどいい。と勢いで書きなぐってしまったが

もちろん本心ではない。

『美人は3日で飽きる』という言葉について考えてみよう。

美人につまらないのが多いのは本当だ。
しかし、美人を背負った上で野獣のような目つきで世を見据える奇跡的な美人も世の中にはたくさんいる。

こういう美人はもう手に負えないし、ひたすら平伏するしかない。

頭がいい上に、ブスじゃない分ひねくれた所もない。そんな美人だ。(ここでは『超美人』と呼ぶ)


しかし、よく考えてみると、のちのち相手にされる美人もそういう美人に限られてくるのではないだろうか。

つまり、『奇跡ブス』になるのも、『超美人』になるのも同じくらい大変だということだ。


恐ろしい事である。人の道とはこんなにも険しい物なのか。


『ブス』と『美人』で入り口は違う。
これはもうこの世に生まれる以前に、そういうゲートをくぐってくるのだ。

「はい。君はブスだから右のゲートをくぐって」

と言われた瞬間、人はどんな気持ちがするだろうか。


超悲惨。


と思うであろう。簡単な事だ。それ以外の気持ちが存在してなるものか。


しかし、ここから人はそれぞれの道を歩み続ける。

『ブス道』と『美人ロード』である。(ブスの場合、ブスな関係上『ブス道』と演歌調になってしまう。)

そして最終的に一握りの人間が、『選りすぐりのブス』か、『選りすぐりの美人』になるわけである。


あなたならどちらを選びますか。

いえ。選択肢はないのです。それは生まれた瞬間に決まっているのですから。

常識に流されてはいけない。

ブス専用車両ができることだって、今のご時世ありえない訳ではない。

『美人だけ映画が無料の日』なんて今の時点で広い日本どこかにあるかもしれない。


すべてのブスのみなさん。大変だけどがんばろう。

美人だって同じくらい苦労している。

投稿者 hospital : 2003年09月22日 11:00