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2003年12月22日
サチコんで欲しい
あのね。アタシ小説書いてみたの。
え?
うん。小説。でも自信ないのよ。今から読んでみるからおかしい所あったら直して。
う、うん。
「テニスプレイヤーの憂鬱。それはまるで草原のようだ。わたしは・」
ご、ごめん。これはなんについての話?
もうちょっと聞いて。まだ最初だから。
わかった。
「テニスプレイヤーの憂鬱。まるでそれは草原のようだ。わたしはあながちサチコに電話をかけた。電話のベルが鳴っている。チントンシャン。小池栄子が満月だ。彼は言った。『これとこれは袋別々でお願いします』 アタシはあながち・」
ご、ごめん。すごく詩的でいいと思うんだけど
もうちょっと聞いてよ。まだ途中だから。
う、うん。ごめん。
「えっと・・」
どこまで読んだか忘れちゃったじゃない。
ええと・小池栄子が満月の所までだよ。
「小池栄子が満月だ。彼は言った。『これとこれは袋別々でお願いします』 わたしはあながちそうそう理解できるものではない。今年に入ってこれでもう3回目だ。わたしはいいかげんうんざりしているのだった。『この店の音楽、最低ね』 中年OLのサチコがサチコんだ。わたしは・」
ご、ごめん。
だから止めないでよ。
う、うん。止めたくないんだけど、1つだけ。『サチコがサチコんだ』ってどういう意味?
意味求める人だったんだ。
え・・。一応、求めて生きてきたけど
『サチコむ』っていう動詞の意味がわからないってこと?
そ、そうかな。うん。そうだと思う。
もうちょっと続きを読めばわかると思うから聞いてて。
う、うん。
「『この店の音楽、最低ね』 中年OLのサチコがサチコんだ。わたしはサチコまれた頭皮を汚いものを見るかのように横目で確認した。わたしは耐えがたい苦痛を感じた。なぜなら、それは間違いなくサチコまれていたのだから。チェコスロバキアの大陽はまるでロシアの・」
あ、あの・
なに。
ご、ごめん。サチコの意味はわからないし、もうわかりたくなくなってきたんだけど・・
いいよ。
え・・
だから。わからなくていいよ。
だって、おかしい所があったら直してって・・
言ったけど、別にいいよ。
なんか悪いこと言った?
そうじゃなくて、もともとちょっと聞いて欲しかっただけ。どんな顔するかと思って
違うんだよ。俺はさ・
だから、意見なんて求めてないんだってば。
・・・
続き読むよ。もうクライマックスだから。
う、うん。
「なぜなら、それは間違いなくサチコまれていたのだから。チェコスロバキアの太陽はまるでロシアの健康管理を怠った結果だろう。そして、わたしは今自分の言葉がたしかにサチコまれていたことに気づいた。目を閉じると、無数の星と鹿型の肉まんが見える。私はそれでいいと思った。サチコまれるのも悪くない。なんとなくそんな気がして、わたしは今晩のおかずくらいサチコんでくれてもいいのに。
おしまい。」
どうかな。
どうって・・
感想。
いや、結局サチコむの意味がわからなかったし、全体的に意味が・
意味求めるんだ。
だから・
何?
だから俺は・
あなたの意見なんて求めてないよ。
・・・
なんか言ってよ。
・・・
そうね。あたしはこれでいいと思ってるんだ。誰もいいって言わなくても
・・・
ありがと。聞いてくれて。
・・・
明日早いんでしょ?もう寝よっか。
・・・
オヤスミ。
投稿者 hospital : 2003年12月22日 12:13
