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2004年11月26日
モーターサイクルダイアリー
中国へ来て、初めて散文を書いた。
すごく楽しかったし、気持ちが落ち着いた。
中国へ来る前に『モーターサイクルダイアリー』という映画を見た。
名前はもしかしたら間違ってるかもしれないけど、チェゲバラの若い頃の話だ。
すごくいい映画だったけど
一番感動したのはその映画についての沢木耕太郎の批評だった。
正確な言葉は忘れてしまったけど、
旅に関して、自分が変われるということが大事だという話だった。
何かを見て刺激を受けるとかそういうことではなくて
それ以上に、変われる準備が本人にあるかどうかが大事だという話だったと思う。
かなり違っているけど、俺はそういう風に受け取った。
それがあの時、自分に一番都合の良い解釈だった。
それはどこにいても変わらない。
散文を書くことはその記録のような気がする。
日記にはその日にあった事実を書いて、散文は作り話だけど
散文のほうがその頃の状態を正確に残してくれる。
昔の散文を読むと、自分のこともそうだしミヤムのことも、その頃の状態を思い出して面白い。
今日は嫌なことばかりだった。
嫌なことがあると散文を書きたくなるのはこれから先も当分かわらなそうだ。
一生変わらないだろう。
だから嫌なことは決して嫌なことではない。
俺たちが散文を愛しているのはそれが一番の理由じゃないかと思う。
今日は風呂へ入るのも面倒になってしまった。
明日は休みだし、朝入ろう。
好きな本を読んで、好きな音楽を聴いて寝よう。
それはすごく幸せなことだ。
uematsu
投稿者 hospital : 2004年11月26日 23:56
