« ロマンチストと会計学3 | メイン | ロマンチストと会計学4 »

2005年06月12日

信じたい

ご存知無い方も多かろうと思うので説明をするが、私は貴乃花関のことを尊敬していた。
どれほど尊敬をしていたかといえば、取り組みが始まる前にテレビの前で正座をしてスタンバイしていたほどである。
K-1だのPRIDEだのと、打撃系や関節技の応酬で華々しい、ちゃらちゃらした格闘技が一斉を風靡し始めたころ、私は「この世の中で最強は相撲だ」と周りに豪語していた。

「相撲は強いんだようううう」

と叫びながらK-1に登場したのは戦闘龍(せんとりゅう)であり、この時は相撲を汚すのは本当に止めて欲しいと切実に思っていた。

曙太郎氏の件は、私の中で想定済みの悪い方だった。
「まあ、負けるでしょ」
程度の事件であり、貴乃花関がK-1に参戦していたら間違いなくナンバー1だったはずだ。


前置きが長くなった。
日本に居ない方も大勢いらっしゃると思うので説明をするが、貴乃花関がまたやってしまった。
事の発端はワカタカ兄弟の御尊父(元大関貴乃花)の死である。
それまでなんとか保たれていたバランスが崩れた。
昔年のタカ関とワカ関の確執が表面化したのだった。

ブラウン管を通して私を打ちのめしたのは饒舌な貴乃花関だった。

あの、鉄仮面。

しゃべれた。

コメンテーターばりにしゃべっていた。
何を一体信じていいのか分からない体験というのは、たぶんきっとこうゆうことだと思う。
あの寡黙な大横綱。
現役時代、無愛想で通していたあの貴乃花関。
お兄ちゃんよりもしゃべれたのだった。

なあ、みんな。
俺のショックがどれほどのものか、わかるだろう?
というわけで、久しぶりに日記を綴ってみた。

miyamoto

投稿者 hospital : 2005年06月12日 21:41