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2005年07月15日

深夜に夏のことについて考えたりする夏の深夜

暑いんだよ。
夏め。
調子にのんなよ。
暑いだけでちやほやされやがって。
ばっかじゃないの。
たかが季節のくせに生意気なんだよ。
暑けりゃみんなが喜ぶと思ってやがる。
馬鹿だね、馬鹿。夏は馬鹿。
超単純。超単細胞。

俺は断然他の季節を支持する。
特に冬には好感を抱く。
寒いんだよ、冬は。
寒くて日も短いんだよ。
雪とかふっちゃうんだよ。
みんなが嫌うんだよ。はやく春よこい、とかいっちゃって。
でもそういう憎まれ役をね、冬のやつは黙ってこなすわけだよ。
毎年毎年、やってのけるわけだよ。
なかなか出来ないよそういうことは。
見上げたやつだよ、冬は。

それに対して、夏!
おまえ、でしゃばりすぎ。
季節が四つあるわけじゃん。
そんで夏だけがなんか目立ちすぎてる感があるのよね。
んでもって、なんか無理に盛り上げようとしてない?
青春とか?恋とか?そういうやつ。
笑わせんなっつうの。余計なお世話だっつうんだよ。
関係ないやつにとっては不愉快なんだよ。
みんなが同じこと考えてると思ったら大間違いなんだよ。
おまえの陳腐な思想を無理に押し付けんじゃねえよ。

もうなんかさ、夏って、まんま暑苦しいやつってかんじ。
熱血タイプ。つきあいにくそー。

飲みに行くなら絶対冬を選ぶよ俺は。
そんで一緒に夏の悪口をいう。

俺「つーかさ、夏、やばくね」
冬「あれやばい。やばいあれ。すげえやばい」
俺「だって、あいつさ、結局暑いだけじゃん」
冬「あー。ね。結局ね。結局それだけなんだよね」
俺「でさ、朝っぱらから日差しすげえ強いじゃん。そういうのって、なんか、なあ?」
冬「ああ。わかる。わかるわ、それ。そういうのすげえわかる」
俺「とばしすぎってかんじ。超ひとりよがり。空気全然よめてない」
冬「いえたそれ。ユージン超いえたそれ」
俺「ああいうタイプが一番こわい。将来絶対体育教師。そんで生活指導も兼任すんの」
冬「あー。なんかわかるそれ。なんかわかるそれ」
俺「そんでもって、規則のためなら人も殺すってかんじで、生徒ばしばし殴る」
冬「はは。ユージンそれ言い過ぎ。それはない」
俺「んで、殴っといて、俺も心が痛いんだー、とか涙目でいうの」
冬「はは。ユージンなにそれ、いわれたのむかし?マジバナ?」
俺「いわれたよー、野村ってハゲに。消火ホース入れに教科書とか隠してたらさー」
冬「はは。ユージン、はは。それうける。すげえうける」
俺「あれ、おまえグラス空いてんじゃん。なんか注文する?」
冬「あ、いや、俺もういい。ていうか、そろそろ終電なくなるから帰るわ」
俺「えー。かえんなよー。もう一軒いこーぜー」
冬「わりい。俺あしたバイト早番だから」
俺「んーだよ。しらけるー。おまえほんと冷たい。冬だけにそうとう冷たい」
冬「はは。冬だけに?冷たい?はは。それ笑える」
俺「そんでもって、おまえ今帰ったらサムい。まじサムい。これも冬だけに」
冬「ははは。まじ?おれサムい?いま帰ったらサムい?冬だけに?ははは。まじ笑えるそれも」
俺「うん、おまえサムくて、そんでもって、夏はムサい。超ムサい」
冬「ははは。ユージンさえてる。はは。あいつムサい。ほんとムサい」
俺「なー、もう一軒行こうぜー。うち泊まって、そのままバイト行きゃいいじゃん」
冬「でも俺今日コンタクトだから」
俺「んーなもん、水につけときゃ大丈夫だよ。とまれよ、俺んち」
冬「わかったよ、ユージン。わかったよ。でももう俺金ないよ」
俺「よし、次の店俺がおごる。お前どこ行きたい」
冬「北の宿」
俺「あ。おまえそれうける」
冬「まじ?うけた?ユージンうけた?」
俺「うけた。すげえうけた。おまえ、さえてんなー」
冬「そんでさ、そんでさ、つづき聞いてよ、ユージン」
俺「うん」
冬「北の宿行ったらさ、店員が俺らのことお客さまって呼ぶじゃん」
俺「うん」
冬「したら、俺、なんていうと思う」
俺「わかんない」
冬「俺さ、こういんだよ。お客ウィンターって呼べえ!って」
俺「は?」
冬「店員が、お客サマーって俺を呼ぶじゃん。そんで俺、お客ウィンターだろっ!って、いうの」
俺「え?」
冬「だからあ、サマーってほら、夏のことじゃん。だから俺は、冬だから…」
俺「いや、わかってる」
冬「まじで?」
俺「うん」
冬「これうけない?」
俺「ごめん、あんま」
冬「うそ」
俺「ほんと。ていうか、むしろサムい」
冬「サムい?冬だけに?」
俺「いや、冬とか抜きで」
冬「まじ?」
俺「まじ」
冬「…」
俺「…」

(なにこれ)

とにかくだよ。
俺は全然夏なんかには期待してない。
全然浮き足立たない。
夏満喫!夏をエンジョイしなくっちゃ!
とかそういう浅ましい考え方はどうかと思うよ。
季節全部満遍なく満喫しやがれってはなしだ。
俺、超普通。超平常心。

すでに俺は豪勢な花火を二度みたけど、
ひとつはビルの屋上から360度の方向どっちを向いても花火って状況だったけど、
野外でライヴも鑑賞したけど、しかも無料だったけど、
ヨラテンゴとスティーブン・マルクマス(ex-Pavement)のライヴだったけど、
海沿いの街に遊びに行ったりしたけど、バーベキューはすでに三度もやったけど、
キャンプも誘われてるけど、湖で水上スキーとしゃれこもうぜ、なんてことも言われてるけど、
なんか自慢みたいになってしまったけど、マルクマスが誰かちゃんとわかって、
多くの人が羨ましがれるように、括弧までつけて説明しちゃってるけど、
とにかく、Summer?So What?ってかんじ。

でもね、ほんとはね、期限がせまる難解な宿題のせいで、俺はいま机にむかいっぱなしなんだ。
読まなきゃいけない資料がたくさん。書かなきゃいけないワードのドキュメントはほとんど真っ白。
パンツとタンクトップ姿で一日中家にいる。
こんなときに限って愉快そうな誘いの電話が沢山かかってくる。
畜生。暑い。脳みそが働かない。もう寝る。さらば。

yujing

投稿者 hospital : 17:05

2005年07月10日

前向きに生きよう、白骨に行こう。

海抜1400メートル。
中央道、長野県は松本I.Cから車で1時間ほど。
いくつもの隧道や洞門を抜け、山奥の奥の奥に、その温泉場はある。

土曜日を利用して、僕は母を連れて、白骨温泉を訪れた。
日本5大秘湯として名高い、その温泉に行く道すがらに自生している白樺は、その「白骨」という不気味な情緒を一層醸し出す。
窓をあければ下界と異なるその外気が、旅情を涼やかに演出する。

あいにくの雨がその白骨の町並みをしっとりと彩っている。
町並みと言っても温泉宿が10棟程度、軒を並べるだけで、大手資本の入り込めない山奥まで来てしまったのだという情感を一層強める。
「えびすや」という老舗の旅館の玄関をくぐると無愛想なおやじが一人「いらっしゃいませ」と私たちを出迎える。
建物の木材に染みついた硫黄の臭いは、長年の温泉宿としての歴史を物語るものだろう。

旅の目的は、休息である。
3年間の歳月を私たち母子は裁判に費やした。
いつやむともしれぬその神経戦に、ただただ私たちは翻弄され傷つき疲れた。
裁判というのは一般にはなかなかなじみの無い物であるが、私たち母子の歴史は、裁判の歴史そのものといえる。
友人の何人かには、その苦労を聞いて貰ったこともあるが、やっとそれらの裁判が終焉を迎えたのだ。

疲れ切った。

まずは大浴場で旅塵を落とす。
白骨たる所以、白い温泉を楽しむのだ。
なめらかな白い湯が私の鍛え抜かれた肉体を優しく包み込む。
私の白い胸板と、白骨の白いお湯。

今、最も必要を感じるのは日焼けサロンに通うことである。
白骨温泉に来る際に、白と黒のコントラストに湯治客の目は奪われるのではないだろうかという空想であるが、この話題に関してはまた別の機会に触れたいと思う。

浴場には私以外に父子が一組いるだけだ。
父親はスキンヘッドで小説家の華村萬月に激似だった。
「いつも楽しみに読んでますっす。また、『笑う山崎』みたいな作品書いてくださいっす」
と声をかけようと思ったがためらわれた。
疲れていたのかもしれない。

夕飯を食べ、温泉の醍醐味マッサージをうけ終えると、闇に沈んだ露天風呂に再び私の白い肉体が浮かび上がった。

鍛えすぎた私が悪かったのかもしれない。
落ち着いて今考えればそう思う。
しかし、その時はあまりの衝撃に我を忘れてしまった。

外は雨のため、傘を頭に被った白い彫刻が浴場を通り過ぎ露天風呂へ出た。
その時若い男が一人髪の毛を洗浄しているのを見たが、私はガラスに映る自分の肉体に夢中だったため、さほど注意をそがれなかった。
うっとりしながら露天風呂に肩まで沈んだ。

確か、先ほど髪の毛を洗っていた若い男が露天風呂に入ってきたのを覚えている。
「どこからきたんですか?」
なんてありきたりな話題から始まったように覚えている。
白骨温泉が山奥にあり、その山奥だからこその情感がすばらしいなんてことについて、その男は添乗員をやっているということ、白骨温泉は以前ニュースで偽物温泉疑惑のため叩かれていたこと、私は母を連れて二人出来ていること、体を鍛えることがお互いの趣味であること・・・・、

話すごとに彼は近づいてくるのだった。
「ぴと」
こんな擬音語が非常に似つかわしく、彼の足先が私の足先に触れた。
さりげなくのびをするかのように、私は足を引っ込めた。
「さりげなさ」の銃弾が飛び交っているかのようだった。

さりげなく、私の隣に座り直す。
さりげなく、距離をあける。

まわりは真っ暗闇で、「くらいですねぇ」なんてさりげなくかたる。

さりげなく、誰も人がいないのだ。
さりげなく、ひとっこひとりいないのだ。

さりげなく、彼の足先が私の太股に触れる。
さりげなく、足を組んでそれを避ける。

「て、添乗員さんて、」
「はい?」

その間がもたなさに、とうとう絶えきれず口を開いた私は、

「添乗員さんて、優秀な人が多いんですよね」

なぜか、こびを売ったような一言を吐いていた。

「そんなことないっすよ、人それぞれですよぉー」

そして、ずずっと隣に座った。

「裁判も終わったことだし、まっいっか」

そんな軽やかな男だったらと思うこともある。

私は傘をはずし、雨の降ってくる真っ暗闇の空を見上げた。
晴れていて星が見えたとしたら、とても澄み切った空気だし、本当に本当に綺麗なんだろうな。
日本アルプス。
星に一番近い場所。
長く辛い時代は終わった。
私の肉体は、本当に美しい。
私の未来は輝いている。

miyamoto

投稿者 hospital : 20:53

2005年07月08日

自分、センチメンタルな筋肉があるってこと、知ってるッす

つらい時期があってもあきらめてはいけない。

近頃そう思う。
胸を張っていえるほどつらいことはなかったけれど俺にも人並みに
悲しくつらい時期はあった。
俺にとってつらい時期とは、具体的なことよりも、先がまったく見えないという時期であった。
長い学生時代は、社会的地位もなし、金もなし、あるのは時間と心にぽっかり空いてしまった浅く平凡な穴だけなのだ。

だから俺ときたら音楽ばかり聴いて、映画ばかり見ていた。
人付き合いも勉強も未来のことも夢の中のことのようだった。
この先何もないんだぜなんて前向きに考えていた。

時に良い風が吹いて背中を押してくれることがある。
これは運としか言いようがない。
何か思い切って一歩歩いてみたら、新しい風が吹いている時もあるのだ。
俺にとってそれは中国へ来ることだった。

オラ、思うです。
今日、the whoのアルバムを買ったですよ。
偽者じゃねえっす。
中国全部偽者かって言うとそうじゃねえのもあるッす。
会社の友人に「これは本物だ」って言ったら彼は
「なぜわかる?」と言って信じようとしない。
中国に本物のCDなどあるわけがないと彼は思っているのだ。
「ジャップが夢見てやがる」とまでは行かないけれど
それに近い感情が彼の心にあったに違いない。

だけど、自分わかるですよ。
CDすっごく愛して生きてきたっすから。
わかるっすよ。
なんとなくだって確信できるっすよ。
それが遠回りをした人間の強みかもしれないって今思ってみたりもするっすよ。

金曜の夜ッす。
サタデーナイトフィーバーッす。
水曜と木曜、香港行ったッすよ。
出張っす。
これ自慢ッすけど鼻につかないで欲しいッす。
一人の男が酒も飲まずセンチメンタルになって言っちまった自慢ッす。
微笑んで聞き流してやるのが温かい心を持った大人のルールッす。

さあ。
今日はゆっくり寝るッす。
なんだか今日はすごく安心した気分っす。

筋トレするッす。
センチメンタルな男が筋トレしたら何になるかあなた知ってますか?

レッチリになるっすよ。

俺達ホスピタル3人これからレッチリになるッす。
レッドホットチリホスピっす。

uematsu

投稿者 hospital : 23:18

2005年07月06日

筋肉への想いは海を越えて

HOSPITALは度々こういうことが起きる。
それぞれ遠く離れた土地に暮らしているというのに、
今までいろいろなシンクロニシティを俺たちは経験してきた。
同じ時期に風邪をひいてみたり、
同じ時期にのっぴきならない状況に陥ってみたり、
同じ時期に漠然とした不安に襲われてみたり、
程度の差こそあれ、よくそういうことがある。

そして今回は、筋肉。

俺もそのことばかり考えていた。
筋肉に夢中。
男なら誰でもそんな時期があるのかもしれない。
女は愛嬌、男はマッスルとはよくいったものだ。
ポリティカルコレクトな視点でいえば、それは間違いかもしれない。
男にも愛嬌は必要だし、女性のマッスルも素敵さ。
でもやっぱり、男はマッスル。
なぜ?といわれても困る。
根拠なんかありゃしねえ。論理的説明なんてくそくらえ。
腕立ての後に残る、上腕筋と胸筋の心地よい痛みにこそ、
その答えは存在するし、それが言葉にできないものであることを、
ただ静かにゆっくりと変化する胸板の膨らみに気がついたとき、
俺たちは知るだろう。

いまHOSPITALの総三島由紀夫化が始まっている。
今度みなで集まるときは、それぞれ全裸で、
お互いの肉体美を肴にプロテイン入りの焼酎を飲みかわすことになると思う。

ところで、しばらくグリーンに書いていない間に、
いろいろ愉快なことが俺の身に起こった。
だからって、いちいち書くのはめんどくさい。
それを逐一報告する義務などありゃしない。
見知らぬやつに、俺のスタイリッシュすぎるプライベエトを公表してしまうほど、
俺はきさくな男じゃない。
とかいって、じゃあなんなんだ、このページは。
今まで散々書いといて、どういう了見だ、
俺。
てめえでつくっといて、どういうことだ、
俺。
…。
いけない。
考えすぎるのは俺の悪い癖だ。

実は、前回音楽ナンチャラを書かされたことが、
いまだ悔しくてたまらない。
いや、書かかされたというより、
馬鹿正直に書いた自分に腹が立っているのかもしれない。
いつも考えすぎてしまう俺の悪い癖のせいだ。

書きたくねーと思う。タケヤマめ、と恨む。

だんまりを決め込もうかと思う。

みんな書いてると知る。

書かないと逃げたと思われる。と思いこむ。

だったら、書いてやろうじゃないの。と思う。

だけど、おちゃらけはかっこ悪いじゃん。と思う。

むしろ、本気が男前。

書く。

自己嫌悪。

そういうことだ。

中途半端はゆるせねえ。おちゃらけ、道化は気にくわねえ。
そんな俺はカラオケで座ったまま歌うやつが許せない。
立って、舞台の中央に陣取って、堂々と歌う人が俺は好きだ。
振り付けがあったら最高だ。下手糞でもいいから、モノマネなんてしてくれたら感涙ものだ。
そんな歌の間に、曲選びをしているやつがいたら、俺が頭を小突いてやる。
それから、恥ずかしいがゆえに、アニメソングやギャグものでお茶を濁そうとするやつも許せない。
たっぷり感情をこめてくさ~い歌をうたうべきだ。
普段口にできない言葉を口にできることが、カラオケの醍醐味じゃないだろうか。
俺はカラオケなんて好きじゃないけど、本当にそう思う。
俺はカラオケなんて好きじゃないけど、歌えといわれれば、全力で歌う。
みんなの笑顔がみたいから、俺は歌う。
俺はそういう男だ。

そんなわけで、歌います。
KANで「愛は勝つ」。

し~んぱ~い、な~いからね~♪
き~み~の~、お~もいが~♪

ワー。いいぞ、ユージン。
(場内大盛り上がり)

歌い終わる。
(なりやまぬ拍手)

どもども、といいながら部屋を出る。
そのまま店の外へ。
タバコを咥えて火をつける。
咥えタバコでポッケに手をつっこんで、
夜の街をうつむき加減に歩き出す。
そのまま行きつけのバーへ。
「ママ、ワイルドターキー、ダブルで、ストレート」
「あら、どうしたの、ユージンちゃん。うかない顔しちゃって」
「なんでもないよ。ちょっと疲れてんのさ」
「ふーん」
「ねえ、ママ、自分の大切なものを失ってまで、人を喜ばせることに価値はあるのかな」
「なによ、いきなり」
「誰かの幸せのために、自分が不幸になるだなんて、なんだか馬鹿みたいに思えてさ」
「そうねえ。難しい問題ね。でもね、ユージンちゃん」
「うん」
「その人は自分を不幸に思う必要なんか全然ないのよ」
「なぜ」
「だって、人を幸せにすることで、人から愛されることができるんですもの」
目の前にワイルドターキーがはいったグラスが置かれる。
俺、グラスにゆがんで映る自分の顔を黙って眺める。
「いいこと、ユージンちゃん。自分を裏切らないで生きるなんてうそぶいていいのは、よっぽど偉い聖人か世捨て人だけよ」
黒木瞳似のママが俺の目をみていう。「そして、」
「自分は裏切ってもいいから、みんなを裏切らない、それって人気者の宿命なのよ」
俺、ワイルドターキーを一気に飲み干す。
空っぽになったグラスをカウンターに置くと、カタンと乾いた音がたつ。
「ママ、お勘定。俺もう行くよ。俺を待ってる人たちがいるんだ」
「あら、そう。いってらっしゃい、スーパースターさん」
「はは、よしてよ」

再び、カラオケ会場。
みんなの輪の中で、大事マンブラザーズバンドの「それが大事」を熱唱する俺がいる。

ものすごく話がそれた。

ジョギングを始めた。
減量のためじゃない。筋肉のためだ。
筋肉を温め、ほぐすために俺は走る。
いわば、俺にとってジョギングは、メインが筋トレでだとすれば、
単なる前菜にすぎない。いや、食前酒程度のものかもしれない。
たいしたことじゃないんだ。
効果的な筋トレのための準備にすぎない。

なんていいながら、実は最近は走っていない。
足を痛めたのだ。
フットサルの最中に、左足首をやっちまった。
これで俺のジーコジャパン入りがまたひとつ遠くなった。
明日病院へ行くことになっている。
ちょっぴり不安だ。
もしギブス着用なんてことになれば、
俺の夏は、いや、俺と俺の筋肉との夏が、
セルジオ越後の突き出た腹みてえに、
しまらねえことになっちまう。
そんなのはまっぴらごめんさ。
ロナウジーニョの真っ黒な顔に映える突き出た歯のごとく、
輝かしいものにしたいと心から思う。

筋肉のことならまだまだ書けるが、
いつもいつも長く書きすぎるので、
今回はこのへんにしておきたい。
ではまた。

yujing

投稿者 hospital : 16:09

2005年07月05日

日記とはこうあるべきだを考察する

「いやあ、生まれつき筋肉質なんですよ」

最近の口癖である。

いよいよ大変なことになっているのでここでは真剣に語っていきたいと思っている。

まず、考え方を変えた。
思い入れが深いと、それと反比例して結果がでる。
そうゆう経験則がいつの間にか僕の中でできている。
あまり気張ってしまうと大した結果がでないのである。

「よ~し」

こんな具合に気合いをいれてやって、そのことが上首尾に運んだ試しがない。

「よ~し」
である。
「~」
の時点で、駄目なのだ。
大切なのはさりげなさであり、かといって、「よ~し、さりげなくなるぞ」では、うまくいかないのだ。
必要なのは、「いつのまにか、こんなんなってました」くらいのいさぎよさなのだ。

「最近仕事が忙しくて5時間しか寝てないので、微妙です」

などといって、友人からの誘いを断るようでは駄目なのである。

たとえ2時間しか寝ていなくて、本当に苦しくて今にも死んでしまいそうでも。
「いくっす」
でいいじゃないか。
そうゆう人間的な幅を持つべきだと思うのだ。

結果、携帯電話が不通で、行かなくてもいいのだ。


話がそれた。

何も考えずにプールに行くことにしている。


プールというやつは不思議で仕方がない。
やせることしか考えていない有閑マダムか、健康のことばかり考えているちょっとあれな人か、
筋肉馬鹿しかいないのである。

友人に「異常だ」と僕は言われた。
最近仕事で知り合った人にも「異質」と言われた。
「血液型はAB」
というと、
「あ~」
という返事が返ってくる。


窮屈である。
腕と、胸の間、つまり脇が窮屈である。
鍛えすぎて窮屈なのだ。

最近は余裕を作ろうと思えば余裕を作れる。
けれど、余裕というのは不安というのと同意だ。
走り続けてしまう、悲しい人間である。

あまり深く考えず、頑張ろうと思う。

全然表題と関係の無いことを書いてしまった。

miyamoto

投稿者 hospital : 21:58

2005年07月04日

星の形とそれができた理由

人はなぜ怒るのでありましょうか。

今、私、植松サノバビッチファイチングバタフライは怒っている。
頭皮から湯気が出るほど怒っている。

理由を簡単に説明しよう。
約束をブッチされたのだ。
ブッチという言葉に疎い人のために説明すると
「約束をブッチされた」とは、「約束が破られた」ということだ。
夕飯を一緒に食べようという約束に過ぎないのだけど
「用事ができた」という理由でブッチされるとすごく頭にくる。
その用事を説明しろよ。とバスの中で携帯メールを眺めながら、植松26歳サラリーマン金太郎は思った。
大人としての最低限のルールではないだろうか。
ブッチしたっていい。
人には人それぞれ事情がある。
それをいちいち怒るような幼い俺ではない。
でも、「家庭の事情で」だとか「仕事の用で」とか一言入れるべきだ。
簡単なことでいいのだ。
大まかにまとめた理由でかまわないのだ。
あんまり詳しく、「小さい頃、おじいちゃんに性的なイタズラを受けて、そのトラウマをお父さんに穿り返された所を彼に見つかったの。だから今日一緒にご飯食べられない」なんて言われてももちろん困る。
細かくなくていい。
だけど一言、理由を書くべきなのだ。

私、植松サラリーマン銀之助は今、忙しいのだ。
今日なんて残業しようかなモードだったのだ。

いや、そんなことは関係ない。

怒りは突然冷める。

怒ってはいけない。
怒る時、怒らなくてはいけないけど、怒りの切れ目が重要だ。
後腐れなく怒ろうじゃないか。
「オレあの時怒ったぜ。」なんて砂浜でガッツポーズをしながら思い出せるような怒り方をしようじゃないか。

人はたまに色んなことを思い出す。
ふと、先日、「ホスピタルはなぜ始まったんだっけ」と考えた。
ミヤムが言い始めたような気がするんだけど、なんでだったかなぁとおぼろげに考えていた。
今日、その理由がわかった。
やっぱり物事にはしっかり理由と順序があるのだ。
それは素晴らしいことなのだ。

サーストンムーア・ナイアガラバタフライ先生はこう言った。

いや、「あなたが美しいと思うものは何ですか?」と聞かれてこう答えた。

物の形とそれができた理由。

あなたよ。
たまにこの言葉を思い出して感動すべきだ。
あなたが車を走らせるその道路も、彼女のつけマツゲも、すべて出来上がるまでの理由があるのだ。

「用事ができて」なんて一言で済まして良い物か。
理由を説明しなくてはいけないのだ。
植松サーストンツベルクリン反応は理由さえわかれば納得できるのだ。

それだけ言いたかったのだ。

ああ、オレは今、ものすごくミヤムに会いたい。
本当さ。

uematsu

投稿者 hospital : 21:20

横浜セクシー筋肉

ミヤムと時同じくして、オレも今筋肉に夢中だ。
うん。やっぱり「筋肉に夢中」と書くと不思議な気持ちになる。
すごく心地よい気持ちになる。

ところで、筋肉に限らず「夢の中」という気持ちはなかなか大事なものだと思う。
なぜかといわれるとなかなか困るのだけど
少しくらい夢見心地な部分があったほうが楽しいと俺は思う。
俺はずっと言いたかった。
「社会は厳しくない」と。
そして今胸を張って言える。

いや、言えない。
大人になると断言をするのはなかなか難しくなってくるものなのだろうか。
だけど「デブは犯罪だ」とは胸を張って言える。
こういうことは深く考えないようにしたい。

週末、海へ行った。
海はいい。
中国の海は熱海みたいな変な海の家とか売店がなく
山と海と砂浜しかない。
これは、「俺とあんたと横浜だけさ」という言葉にすごく似ているのではないだろうか。
だけど、やっぱり熱海もいい。
セクシーなギャルはいるし。
本当にそれだけだけど、それだけで熱海の方が上だと思ってしまう。
それだけでもいい。
人として生まれたならできるだけセクシーな方がいい。

これから少しずつセクシーに関して書いていきたいと思う。
これは今も結論が出ない問題なので、
少しずつ焦らず書いていこうと思う。
今日は遅くなったので寝ようと思う。
ボブディランを聞いて寝よう。

uematsu

投稿者 hospital : 02:07